ひつじ男の話

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おすすめ! アングラ劇団②「月蝕歌劇団」

こんな状況下だからこそ、小劇団を応援したいということで、私が個人的に応援しているアングラ劇団を紹介するコーナー。

 


今回、紹介するのは「月蝕歌劇団」だ。


月蝕歌劇団」は寺山修司のスタッフであった高取英さんによって1985年に旗揚げされた歴史のある劇団。「暗黒の宝塚」という呼称もあるが、舞台には男性も出演する。

 

残念ながら高取さんは21018年に逝去されてしまったが、公演はその後も続いている。私が最初に「月蝕歌劇団」の舞台を見たのは、高取さんが亡くなった直後の舞台「五瓣の椿」から。

同作品で主演を務めたていたのは永野希さん(漫画家の永野のりこさんの長女)であった。

 

月蝕歌劇団」の脚本は基本的には高取さんの作品で、スケールの大きい歴史ものが多い。

 

「聖ミカエラ学園漂流記」は少年十字軍、天草四郎、宝塚、太平洋戦争とこれでもかというくらい、時代がどんどん入れ替わり、観客をタイムスリップさせる。歴史が好きな方なら楽しめる方なし。

 

「この歴史的な事実をこう解釈して、この他の歴史の歴史の舞台とつなげるのか」

 

と、観劇中にうなってしまうこと間違いなしだ。

 

舞台がはじまる前には、出演者が姿を見せて、物販の時間がもうけられている。
そこでは恒例の「おみくじ」の販売があり、ちなみにここでの「おみくじ」は大凶がもっとも運がいいことになっている。値段は1回300円(すいません。確かではないです)


月蝕歌劇団の次回の公演】
「少年極光都市」
高取英 脚本/海津義孝 演出/J・A・シーザー 監修音楽
2020年6月18日(木)~22日(月)
オメガ東京にて

 

 

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